語尾を変える実践例。例文付きで解説

語尾を変える

文章を書いていると、「〜です」「〜ます」など同じ語尾が続いてしまうこともあるかと思います。しかし、同じ語尾が繰り返されると、文章が単調になり、読みにくい印象を与えます。

そこでぜひ学んでいただきたいのが「語尾を変える」方法です。語尾を工夫することで文章のリズムが整い、読みやすさが大きく変わります。

この記事では、具体的な方法を例文とともに解説します。

語尾を変えると文章の印象は変わる

語尾は、文章の印象に大きく影響します。同じ語尾が続くと文章が単調に感じられる一方、語尾を適度に変えることで文章のリズムが生まれ、読みやすくなるのです。

語尾を意識して整えることで、読み手にとって自然で理解しやすい文章になります。

なぜ同じ語尾が続くと読みにくいのか

同じ語尾が続く文章は、リズムが単調になりやすく、読み手にとって単調な印象を与えることがあります。

例えば次のような文章です。

例:このサービスは操作が簡単です。料金も分かりやすいです。サポートも充実しています。

意味は通じますが、同じ語尾が続くことで文章のリズムが単調になります。

語尾を変えることで文章が読みやすくなる理由

語尾を変えることで、文章に変化が生まれ、読みやすい文章になります。

例えば先ほどの文章を少し変えてみましょう。

例:このサービスは操作が簡単です。料金も分かりやすく、サポート体制も充実しています。

このように語尾を調整することで、文章の流れが自然になり、読み手にとって理解しやすい文章になります。

※同じ語尾は何回まで使っていい?※

「同じ語尾を繰り返さないようにしましょう」と言うと「何回までなら使っても良いですか?」と質問されることがあります。

一般的には2回まで、とされています。

しかし「2回以上は使ってはならない」というわけではありません。

例えば、以下のような文章があるとします。

例:これから記事を書きます。そのために、まずは構成を整えます。構成を整えたら本文を執筆します。本文を執筆したら全体を見直します。

この文章の語尾を無理に変えると、以下のようになります。

例:これから記事を書きます。そのために、まずは構成を整えるのです。構成を整えたら本文を執筆してください。本文を執筆したら全体を見直すのです。

これでは、不自然な文章になってしまい、反対にわかりにくくなります。

あくまで大切なのは「伝わる」ことであり「語尾を繰り返さない」ことは、本質ではないと覚えておきましょう。

語尾を変える基本パターン

語尾を変えるといっても、特別なテクニックが必要なわけではありません。文章の形を少し調整するだけで、自然に語尾のバリエーションを増やすことができます。

ここでは、よく使われる基本的なパターンを紹介します。

「〜です」を別の語尾に変える

「〜です」は丁寧な文章でよく使われる語尾ですが、続けて使うと文章が単調になることがあります。

その場合は、文の形を少し変えて語尾を調整しましょう。

例:このサービスは操作が簡単です。料金も分かりやすいです。

このような文章は、次のように変えることができます。

例:このサービスは操作が簡単です。料金も分かりやすく、多くの人に利用されています。

このように文の構造を少し変えるだけで、語尾の繰り返しを避けることができます。

「〜ます」を別の語尾に変える

「〜ます」もビジネス文章などで多く使われる語尾です。しかし、同じ形が続くと単調になりやすいため、言い方を調整すると文章が読みやすくなります。

例:このサービスは多くの企業に利用されています。サポート体制も整っています。

これを次のように変えることができます。

例:このサービスは多くの企業に利用されています。サポート体制も万全です。

このように文の形を変えることで、語尾の繰り返しを減らすことができます。

体言止めを使う

語尾を変える方法として、体言止めを使う方法もあります。体言止めとは、文章を名詞で終わらせる表現です。

例:このサービスの魅力は、操作のしやすさです。

体言止めを使うと次のようになります。

例:このサービスの魅力は、操作のしやすさ。

このように体言止めを使うことで、語尾のバリエーションを増やすことができます。

語尾のバリエーションについては、以下の記事も参考になります。

語尾のバリエーション一覧

語尾の種類を解説。語尾の役割と使い分け

語尾を変える具体的な方法

語尾を変えるといっても、特別な表現を覚える必要はありません。文章の構造や言い方を少し調整するだけで、自然に語尾を変えることができます。

以下では、実際に文章を書くときに使える方法を紹介します。

文の構造を変える

語尾が同じになる場合は、文の構造を少し変えるだけで解決することがあります。文章を一文にまとめたり、文の順番を調整したりすることで、語尾の繰り返しを避けることができます。

例:このサービスは料金が安いです。操作も簡単です。サポートも充実しています。

この文章は次のように変えることができます。

例:このサービスは料金が安く、操作も簡単で、サポート体制も充実しています。

このように文の形を変えることで、語尾の繰り返しを自然に減らすことができます。

接続詞を使って語尾を変える

接続詞を使うことで、文章の流れを整えながら語尾を変えることができます。

例:この商品は軽いです。耐久性も高いです。

この文章は次のように変えることができます。

例:この商品は軽いです。さらに、耐久性にも優れています。

接続詞を使うことで、文章の流れを保ちながら語尾の変化をつけることができます。

言い換え表現を使う

語尾が同じになる場合は、言い方を変えることで文章の印象を調整することもできます。表現を少し変えるだけで、語尾のバリエーションが増えます。

例:このサービスは便利です。とても人気です。

この文章は次のように変えることができます。

例:このサービスは便利で、多くの人に利用されています。

このように言い換えを使うことで、語尾を変えながら自然な文章にすることができます。

語尾を変えることで文章は読みやすくなる

語尾は文章の印象や読みやすさに大きく影響する要素です。同じ語尾が続くと文章が単調に感じられることがありますが、語尾を少し変えるだけで文章のリズムが整い、読みやすさが向上します。

語尾を変える方法は難しいものではありません。文の構造を調整したり、接続詞を使ったり、言い換え表現を取り入れたりすることで、自然に語尾のバリエーションを増やすことができます。

また、企業のブログ記事や採用記事、インタビュー記事などでは、語尾や接続詞、言葉選びによって文章の伝わり方が大きく変わります。文章の構成や表現の整理に悩んでいる場合は、記事制作や言語化のサポートも行っていますので、お気軽にご相談ください。

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名城 政也/Masaya Nashiro

琴線に触れる株式会社 代表取締役

ライター歴10年以上。SEO・コピーライティング・理念策定まで幅広く“文章”に携わる。

・日本語検定3級
・全国採用支援協会 会員

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