接続詞と接続語の違い|意味・使い方

「接続詞」と「接続語」は、どちらも文章をつなぐ言葉として使われます。そのため、同じ意味だと思われることもありますが、実際には指す範囲が異なります。
例えば、「しかし」「そして」は接続詞として知られていますが、「そのため」「一方で」のような表現は接続語として扱われることがあります。この違いを理解すると、文章を書くときに適切な言葉を選びやすくなります。
この記事では、「接続詞」と「接続語」の違いを分かりやすく整理し、それぞれの意味や使い方、具体例を紹介します。
接続詞と接続語の違いとは

「接続詞」と「接続語」はどちらも文や文節をつなぐ役割を持ちますが、意味は同じではありません。
結論:接続詞と接続語の違い
接続詞は品詞の一つです。一方、接続語は文章や文をつなぐ働きをする言葉全体を指します。
つまり、接続詞は接続語に含まれる存在です。
それぞれのニュアンスの違い
接続詞は文法上の分類であり、「しかし」「そして」「また」など、それ自体が一つの品詞として扱われます。
一方、接続語は「文章をつなぐ役割」に着目した言葉です。そのため、接続詞だけでなく、「そのため」「このように」「一方で」といった複数の語句も含まれます。
接続詞の意味と使い方
接続詞とは、文や文節をつなぐ品詞です。前後の内容の関係を示し、文章の流れを分かりやすくする役割があります。
例えば、順接・逆接・並列・追加・理由など、さまざまな関係を表すために使われます。
接続詞が使われる場面
接続詞は、文章の流れを整理したい場面で使われます。
例えば、理由を説明するときの「だから」、反対の内容を示す「しかし」、話を付け加える「また」などが代表例です。
<例>
・今日は雨です。しかし、予定どおり出発します。
資料を作成しました。また、会議の準備も完了しています。
接続語の意味と使い方
接続語とは、文や段落をつなぐ働きを持つ言葉や語句の総称です。接続詞だけでなく、複数の語から成る表現も含まれます。
接続語の意味
接続語は、前後の内容の関係を分かりやすくする言葉全体を指します。
接続詞だけでなく、「そのため」「一方で」「このように」「つまり」といった表現も接続語に含まれます。
接続語が使われる場面
接続語は、文章全体の流れを整えたい場面で使われます。
特にブログ記事やレポートでは、文だけでなく段落同士をつなぐ役割として使われることも多くあります。
<例>
売上は前年を上回りました。そのため、新たな設備投資を行いました。
新しい方法には多くのメリットがあります。一方で、注意点もあります。
接続詞と接続語の違いを具体例で比較

似た役割を持つ言葉ですが、具体例で比較すると違いが分かりやすくなります。
「しかし」は接続詞でもあり接続語でもある
「しかし」は品詞としては接続詞です。同時に、文をつなぐ働きも持つため、接続語にも含まれます。
つまり、「しかし」は両方に当てはまる言葉です。
「そのため」は接続語だが接続詞ではない
「そのため」は文をつなぐ役割がありますが、品詞としての接続詞ではありません。
複数の語から成る表現であるため、「接続語」には含まれますが、「接続詞」には含まれません。
接続語は接続詞より範囲が広い
接続詞は接続語の一部です。
接続語という大きな分類の中に、接続詞や接続表現が含まれていると考えると整理しやすくなります。
接続詞と接続語の違いを理解すると文章が書きやすくなる
接続詞と接続語は似た言葉ですが、意味は異なります。接続詞は品詞の一つであり、接続語は文章をつなぐ働きを持つ言葉全体を指します。
この違いを理解すると、文法の理解だけでなく、文章を書くときの言葉選びもしやすくなります。特にブログ記事やビジネス文書では、接続語を適切に使うことで文章全体の流れが自然になります。
接続表現についてさらに知りたい場合は、次の記事も参考にしてください。
また、企業ブログや採用記事、インタビュー記事などでは、接続表現の選び方一つで文章の読みやすさが変わります。文章の構成や表現に悩んでいる場合は、記事制作や言語化のサポートも行っていますので、お気軽にご相談ください。
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名城 政也/Masaya Nashiro
琴線に触れる株式会社 代表取締役
ライター歴10年以上。
SEO・コピーライティング・理念策定まで幅広く“文章”に携わる。
・日本語検定3級
・全国採用支援協会 会員
・MENSA会員
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