SEO対策で「googleへ登録」は必須！サイト・記事を認識してもらう方法
SEO対策をしているのに検索結果に表示されない場合、多くの原因は記事内容以前に「Googleに正しく認識されていない」点にあります。
どれだけ質の高い記事を作成しても、検索エンジンに登録されていなければ評価の土俵にすら上がりません。
SEOは検索エンジン最適化であり、検索エンジンに情報が届いて初めて意味を持ちます。
本記事では、SEO対策においてGoogleへの登録がなぜ重要なのか、登録方法の種類や具体的な手順について解説します。
SEO対策ではgoogleへの登録が必須
SEO対策では、Googleへの登録が前提条件になります。
検索順位はインデックスされたページのみが対象になるためです。
Googleは、クロール・インデックス・ランキングという工程を経て検索結果を生成します。
登録されていないページは、どれだけ内容が良くても評価されません。
つまり、Googleに認識されていない状態では、SEO対策そのものが成立しないということです。
クローラーがサイトを発見するまでには時間がかかる
新規サイトは、クローラーに発見されるまで時間がかかります。
外部リンクがほとんど存在せず、巡回経路がないためです。
リンクが増えれば自然にクロールされる可能性はありますが、時期は予測できません。
その間、記事は検索結果に表示されず、評価も進みません。
早期にインデックスさせるためには、登録を自ら行う必要があります。
そもそもSEOとは？
SEOとは、検索エンジン最適化を意味します。
つまり、検索エンジンに登録されていない状態では、最適化の対象が存在しません。
ですから、記事の質やキーワード以前に、検索エンジンに情報が届いているかが重要です。
google登録の種類は手動と自動
Googleへの登録方法は、大きく分けて手動と自動の2種類があります。
用途やサイト規模によって適した方法は異なります。
両方を併用することで、登録漏れを防ぐことも可能です。
それぞれの特徴を理解して使い分けましょう。
手動登録
手動登録は、特定ページを個別に登録する方法です。
URL検査機能を使い、クロールを直接リクエストします。
新規記事や修正直後のページを早く反映させたい場合に有効です。
ただし、ページ数が多いサイトでは管理負担が増えます。
自動登録
自動登録は、サイトマップを送信する方法です。
ページ追加時に自動でクロール対象として認識されます。
継続的に記事を増やすサイトでは必須の設定です。
WordPressではプラグインで簡単に作成できます。
長期運用では自動登録が基本となります。
googleにサイトを登録する方法
Googleへの登録は、Search Consoleを使って行います。
手順を正しく踏めば、登録自体は難しくありません。
重要なのは「登録＝即表示」ではない点を理解することです。
以下の方法を組み合わせて進めます。
インデックス登録のリクエスト
URL検査からインデックス登録をリクエストできます。
ただし、必ず登録されるわけではありません。
内容や設定に問題があると拒否されることもあります。
サイトマップの送信
サイトマップ送信は、登録の基本施策です。
ページ漏れや巡回遅延を防ぐ効果があります。
新規サイトでは必ず設定すべき項目です。
継続的なSEO運用の基盤になります。
Googleにサイト登録されているかは「site:」で確認
登録状況は「site:URL」で確認できます。
たとえば、弊社サイトの場合は「site:https://www.kinsen-ni-fureru.tech/」と検索ボックスに入力します。
すると、以下のように弊社のサイトに掲載されている（登録されている）情報のみが表示されます。
この検索方法で表示されない場合、googleに登録されていない可能性があります。
簡易チェックとして有効ですが、完全な確認にはSearch Consoleを使ってください。
Googleのサイト登録ができない原因
登録できない場合、設定ミスやガイドライン違反が主な原因です。
以下で代表的な原因を確認していきましょう。
noindexタグが設置されている
noindexとは「googleにインデックス（登録）させない」と指示するためのタグです。
登録させないためのタグなので、当然ながら表示されません。
制作途中の設定などで使われることもあるので、何をやっても表示されない場合は、一度noindexが設定されていないか確認してみましょう。
Googleのガイドラインに違反している
ガイドライン違反をしていると、googleに登録されません。
たとえば、スパムや不適切な内容は登録されません。
一度登録されても削除されることがあります。
google以外のサイト登録方法
Google以外の検索エンジンも存在します。
ただし、対応優先度はGoogleが最上位です。
なぜなら、現在検索エンジンのシェアはgoogleが最も高いからです。
以下では。google以外で使われている「Yahoo」と「Bing」への登録方法について解説します。
Yahooへのサイト登録方法
YahooはGoogle検索を基盤としています。
そのため、Google登録が完了していれば、特別な対応は不要です。
Bingへのサイト登録方法
Bingは独自の登録が必要です。
Microsoftが運営しているためです。
サイト登録はBing Webmaster Toolsを使用します。
SEOで効果を感じられない際のチェックポイント
ここまでgoogleへのサイト登録方法を解説しましたが、最後にSEO効果を感じられない場合のチェックポイントをまとめていきます。
「SEO対策をしているはずなの流入が少ない」といった場合には、以下を確認してみてください。
記事やHPがgoogleに登録されているか？
登録されていなければ評価されません。
解説したように、site:検索やSearch Consoleで確認しましょう。
SEO効果を感じられない場合に最初に確認すべき項目です。
記事が登録されていなかった事例
弊社が担当していた記事で、数記事執筆しても検索で出てこないものがありました。
そこで、まず記事タイトルで検索してみました。
googleに登録されていれば、記事タイトルをそのままコピペして検索すれば必ずヒットします。
しかし、それでも表示されなかったため、site:検索をしてみることに
すると、これまでに書いた記事がすべてgoogleに登録されていなかったのです。
このように、登録されていなかったために表示されない例もあるので、必ず公開した記事は確認してください。
ユーザーニーズを満たす内容になっているか？
登録されていても内容が不足していれば評価されません。
検索意図を満たさない記事は上位に上がりにくいからです。
そのため、誰のどんな悩みに答える記事かを再確認してみましょう。
SEO記事の書き方については、以下の記事を参考にしてください。
効果のでるSEO記事の書き方。重要な8つのポイント
SEO記事の書き方について解説します。とくに重要な「上位を狙える」ポイントについて解説していきますので、SEO記事を増やす際には、参考にしてください。
-記事作成代行-琴線に触れる株式会社 
独自性のある記事（NEEAT）を満たしているか？
独自性は評価に影響します。
類似記事との差別化が必要だからです。
経験や視点、具体例を含めましょう。
どこにでもある情報では評価されません。
独自要素や権威性、信頼性があるかどうかを確認してみましょう。
NEEATについては、以下の記事も参考になります。
現代のSEOに求められる「N-E-E-A-T-T」とは？満たすための記事とは？
これまでのGoogleが求める評価基準として「EEAT」がありました。 弊社のSEO対策記事においても、とくにEEATを意識していました。 しかし、最新のGoogleでは「N・E」も重視…
お問い合わせの導線が確保されているか？
SEOの目的は集客だけではありません。
成果につなげてこそ成功といえます。
導線がなければ機会損失になりますから、次の行動を明確に示しましょう。
SEOはあくまで手段です。
SEO対策は「内容」だけではない
SEO対策では、Googleへの登録が前提条件です。
登録されていない状態では、記事の質に関係なく検索結果に表示されません。
Search Consoleを活用し、インデックス状況を確認しながら、設定ミスやガイドライン違反を防ぎましょう。
弊社では、記事公開後の順位や登録の確認もおこなっています。
「SEO記事を書きたいけれど、後追いや管理が面倒…」
という方は、ぜひ弊社にご相談ください。
名城 政也/Masaya Nashiro
琴線に触れる株式会社 代表取締役
