SEO対策の正しいページ数の増やし方を解説。単に増やすだけはリスクがある。

ページ数を増やせばSEOが強くなると思われがちですが、実際は増やし方で結果が分かれます。

検索結果に出るのは、Googleが評価しインデックスしたページだけです。

低品質なページを量産すると、サイト全体の信頼や回遊が落ち、評価が伸びないこともあります。

この記事では、ページ数とSEOの関係、必要数の考え方、増やし方の良し悪しを整理します。

「良質なページ数の増加」はSEOに有利に働く

同じテーマで良質なページを増やすなら有利になりやすいです。

検索流入の入口が増え、評価される機会が広がるためです。

例えば「初心者向け、費用、事例、比較」など検索意図ごとにページを分けると、関連キーワードで見つけてもらいやすくなります。

ただし、目的は流入と成果であり、数だけ増やしても順位は上がりません。

「ページ数の多いサイト=SEOに強い」ではない

ページ数が多くても、内容が薄いとSEOは強くなりません。

むしろ、ユーザーの疑問が解決できず離脱が増え、評価につながりにくくなります。

例えば、同じ説明を繰り返すだけのページや、検索意図とズレたページが増えると、サイト全体の品質印象が下がります。

強いのはページ数ではなく、流入が取れて役に立つページの集合です。

質の低いページを増やすことはすべてに悪影響

質の低いページは増やすほど損をしやすいです。

読まれないページが増えると回遊が伸びず、管理コストだけが増えます。

「結論が曖昧なページ、一次情報がないまとめ、重複に近い記事」は直帰が起きやすくなります。

ページを増やす前に「検索意図、根拠、具体例を満たせるか」で作成可否を決めましょう。

SEOとページ数の関係性

ページ数とSEOには関係があります。

良質なページが増えるほどインデックスされる対象が増え、サイト全体の評価材料が増えます

例えば、複数の検索意図をページ単位で受け止められると、入口が増え、内部リンクで回遊も作れます。

ただし、サイト内にページが存在するだけでは評価されず、登録と品質が前提です。

Webサイトのページ数=Googleインデックスページ数ではない

サイトにあるページ数と、Googleが登録したページ数は一致しません。

「クロールされていない、価値が薄い、重複が多い」などでインデックスされないことがあるためです。

記事作成直後は未登録のまま数日から数週間かかることがあります。

Search Consoleで登録状況を確認し、サイトマップ送信や内部リンク整備で発見されやすい構造にしましょう。

ページ数を増やすことによるSEOのメリット

ページ数がSEOに効くのは、質の高い関連ページを積み上げた場合です。

評価対象が増え、専門性や回遊が作りやすくなるためです。

同テーマ内で基礎、比較、料金、事例、選び方を揃えると、検索意図を取りこぼしにくくなります。

以下では、ページ数が効く代表的なメカニズムを分解して説明します。

ドメインパワーの強化

良質なページを継続して増やすと、サイト全体の強さが上がりやすいです。

下層ページでも流入が発生し、被リンクや指名検索など評価の積み重ねが起きるためです。

特定のテーマで複数ページが上位に入り始めると、新規記事も順位が付きやすくなります。

短期で数を作るより、テーマを絞って質で積み上げる方が安定します。

内部リンクで回遊が増加

関連ページを内部リンクでつなぐと、回遊が増えやすいです。

次に読むべき情報へ自然に誘導できるからです。

例えば、用語解説から手順、費用、注意点、比較へリンクすると、1ページで離脱しにくくなります。

回遊が増えると、ユーザー満足が上がり、重要ページにリンクを集めやすくなります。

googleの評価対象が増加

ページが増えるほど評価される機会は増えます。

Googleはトップだけでなく下層ページも巡回し、情報を蓄積しています。

検索意図別のページが揃うと、どの入口からでもサイトに到達でき、関連ページも評価されやすくなります。

ただし、薄いページが増えると逆効果になり得ます。

評価対象を増やすなら、検索意図を満たす品質が条件です。

サイトの専門性が高まる

同じテーマ内で関連ページを増やすと専門性が伝わります。

検索者が抱える疑問を複数角度で解決でき、サイトの得意領域が明確になるためです。

例えば、SEOを扱うサイトがSEOの基礎、施策、測定、改善まで揃えると一貫性が出ます。

逆に無関係な記事を混ぜると専門性がぼやけます。

SEOで必要なページ数の目安とは?

必要なページ数に固定の正解はありません。

ジャンルの競合性と、狙うキーワードの検索意図の広さで必要量が変わります。

目安を作るなら、狙うキーワードで上位の競合サイトのインデックス数と構成を確認しましょう。

さらに、上位記事が扱う関連論点や内部リンクの量も見ます。

ページ数を目標にせず、満たすべき検索意図の数から逆算します。

SEO対策として効果の出るページ数の増やし方

SEOに効く増やし方は、検索意図に合わせて役立つページを計画的に追加することです。

メインテーマを決め、関連キーワード群を整理し、基礎から応用へ順に作るとブレません。

作成後はSearch Consoleで表示回数とCTRを見て改善します。

数を急ぐより、勝てるテーマを掘り下げる運用をおこないましょう。

以下では、具体的な内容について解説します。

1ページ1キーワードに絞る

1ページは主となる検索意図を1つに絞る方が評価されやすいです。

Googleがページの主題を理解しやすく、ユーザーも答えに早く到達できるためです。

例えば「SEOとは」と「SEOのメリット」を同ページに詰めすぎると焦点がぼけます。

ただし、同じ意図の類似語は同ページでまとめます。

狙いが重なる場合は統合し、重複を避けます。

サイトのテーマに関連するページを増やす

テーマ外のページを増やしてもSEOにはつながりにくいです。

サイトの得意分野が伝わらず、内部リンクの関連性も弱くなるためです。

例えば、SEOのサイトで料理記事を増やしても専門性が上がりません。

テーマ内で、初心者、担当者、経営者など読者像を分け、必要な情報をページ化すると強くなります。

検索意図を満たすページを作成する

検索意図を満たすページが増えるほど流入が増えやすいです。

「SEO ページ数」で検索する人は、目安、増やし方、注意点を知りたい可能性が高いです。

これらを具体例と手順で説明し、疑問が残らない構成にします。

問い合わせページなど運営上必要なページは別ですが、集客目的のページは意図を最優先します。

N-E-E-E-A-Tを意識する

N-E-E-E-A-Tを意識すると評価が安定しやすいです。

経験、専門性、権威性、信頼性が内容の根拠になり、読者の不安を減らせるためです。

例えば、実務の手順、失敗例、判断基準、使用したデータや参照元を示すと信頼が上がります。

著者情報や実績、運用経験も明示します。

誰が何を根拠に書いたかが伝わるページは、ページ数を増やしても品質が崩れにくくなります。

現代のSEOに求められる「N-E-E-A-T-T」とは?満たすための記事とは?

これまでのGoogleが求める評価基準として「EEAT」がありました。 弊社のSEO対策記事においても、とくにEEATを意識していました。 しかし、最新のGoogleでは「N・E」も重視…

SEO対策でやってはいけないページ数の増やし方

やってはいけない増やし方は、楽に数を作る発想でページを量産することです。

重複や薄い内容が増え、検索にもユーザーにも価値が出ません。

他サイトの焼き直し、意味の薄い類似記事、タイトルだけ変えた量産は避けてください。

ページを増やす前に、何の疑問をどう解決し、どのページとどうつなぐかを決めて、正しく運用していきましょう。

コピーコンテンツの量産

他サイトのコピーはSEO効果が出ません。

独自性がなく、著作権の問題も起きるためです。

検索結果は多様性も考慮され、似た内容は表示されにくいことがあります。

文章を少し言い換えただけでも、価値が増えなければ評価されません。

必要なのは、体験、独自の整理、具体例、比較観点など追加価値です。

生成AIによるページの量産

自動生成でページを増やしても効果は出ません。

読者の疑問に答えられず、品質として判断されにくいからです。

過去に量産目的で使われた手法は、ガイドライン違反リスクも高まります。

自動化を使うなら、下書き作成に留め、事実確認、具体例、経験、一次情報を必ず足してください。

重複ページの作成

重複ページは評価を分散させます。

同じ意図のページが複数あると、どれを出すべきか判断が割れるためです。

例えば、同内容のURL違い、スマホとPCの別URL、似た見出しの類似記事は注意が必要です。

また、同じ意図のキーワードで別記事を作るとカニバリゼーションが起きます。

ページ数を増やすうえでの重要な視点

ページ数はSEOの一要素ですが、目的化すると失敗します。

増やすほど管理が難しくなり、品質が落ちやすいからです。

何の検索意図を満たすためのページかが曖昧なまま増やすと、読まれないページが蓄積されるだけです。

重要なのは、誰の悩みをどう解決し、どの導線で成果につなげるかです。

目的は「ページを増やす」ことではない

目的は、検索者に必要な情報を届け、行動につなげることです。

SEOは集客手段であり、成果は問い合わせや申込みなどで決まります。

例えば、ページ数が多くても問い合わせが増えないなら構成や導線に課題があります。

ページ数を増やす前に、狙うキーワード、解決内容、CTA、内部リンクの流れを設計しましょう。

必要以上にページを増やす必要はない

必要以上に増やすと運用が崩れます。

更新、リライト、内部リンク調整、品質確認の手間が増え、重要ページの改善が遅れます。

そのため、まずは勝てるテーマに絞り、検索意図を確実に満たすページを揃え、伸びたページを深掘りしていきましょう。

web制作会社の「ページ数を増やしましょう」は疑うべき

ページ数を増やす提案は、根拠がないと危険です。

制作コストだけ増え、成果が出ない可能性があるためです。

例えば、どのキーワードを取りに行くのか、想定検索意図は何か、内部リンクはどう設計するのかが説明できない提案は避けるようにしましょう。

確認すべきは、増やすページの役割、優先順位、運用体制、成果指標です。

数よりも戦略と改善計画があるかで判断します。

SEO対策としてページ数は増やすべきだが闇雲に増やさない

SEO対策として、必要なページ数を増やすことは正しい方法といえます。

しかし、戦略や設計もなく、闇雲にページ数だけを増やしても効果はありません

むしろ、USPや自社の軸とズレるページを増やしてしまうと、デメリットになる可能性があります。

そのため、ページ数やブログ記事を増やすのであれば、必ず軸を決めてから取り組んでください。

弊社では、記事などを書く際に、必ずクライアントのブランドを明確にし、そのうえでキーワードを選定します。

これにより、自社のUSPを活かしたSEOライティングが可能となります。

「記事数を増やしてSEO対策をしたい」

と考えている方は、ぜひ一度、ご相談ください。

弊社のSEOライティングについて

 

名城 政也/Masaya Nashiro

琴線に触れる株式会社 代表取締役