発信とブランディングはセットで考えるべき理由

発信の内容がブレると、ブランドの信頼性も失われてしまいます。これは個人でも企業でも同じです。SNSやWebサイト、口コミ、広告など、あらゆる接点で発信する情報が統一されているかどうか。それが、ブランドとしての評価や信頼、さらにはSEOにまで影響を与える時代になっています。

発信がブレると信頼もブレる

たとえばSNS。発言の軸が定まらず、コロコロ変わっているアカウントを見ると「この人、信用できるのかな」と疑問を感じたことはありませんか?企業も同じで、発信の方向性がバラバラだと「結局この会社って何をやってるの?」と見られてしまいます。

発信の軸=ブランドの軸です。強みや価値観、ビジョンを定め、それを一貫して発信することでブランドの厚みが増していきます。

発信の積み重ねがブランドをつくる

小さな発信の繰り返しが、やがてブランドの印象を形作ります。たとえば、あなたが「ブランドとSEOの掛け算の重要性」を発信し続けていたとします。それが周囲に「この人=そのテーマ」という認識を生み、ブランドとして定着していきます。

これは企業でも同様で、「あの会社といえば〇〇だよね」と言ってもらえるようになるには、一貫した情報発信が欠かせません。

一貫性がないとSEO評価も下がる

一貫性はユーザーだけでなく、Googleからの評価にも関わってきます。

たとえば、自社サイトで「1万円」と書いているサービスが、ホットペッパーでは「8000円」、SNSでは「3000円」と書いてあったらどうなるでしょうか。価格だけでなく、発信している内容やキーワードのジャンルもバラバラなら、Googleは「この会社は何の専門家か」が分からなくなります。

結果、検索順位が上がらないだけでなく、ユーザーにも「信頼できない会社」という印象を与えてしまいます。

Googleは「何屋さんか」を判断したい

これは人間でも同じです。

たとえば、ケーキ屋をやっているのに、突然「野菜についてのコラム」も書き始めたとしたら、「この会社って何屋さんなの?」と混乱されますよね。

Googleの評価基準も今や人間の感覚に近くなっています。「紹介しやすい会社」「分かりやすい会社」を高く評価する傾向にある以上、専門性を明確に伝えることが重要です。

一貫性を保つには、ビジョンやブランドの軸が必要

ではどうすれば一貫性を保てるか。答えはシンプルで、まず「ブランドの軸」を明確に持つことです。

・どんな価値観を持っているのか
・誰に何を届けたいのか
・どんな強みがあるのか

これらが明確になって初めて、統一された発信ができるようになります。SEOでも、キーワードに引っ張られて何でも書くのではなく、「自社が取りたい分野」の中でのキーワード選定と発信が必要です。

専門性を絞る勇気も大事

健康に関する情報発信をする企業があるとして、「食事」「運動」どちらも扱うのではなく、たとえば「食事面の健康」だけに絞った方が、専門家としての認知がされやすくなります。

GoogleやAIが「この会社は〇〇の専門家だ」と認識しやすくなるからです。あれもこれもと手を広げるより、明確な専門性を貫く方が、SEOでもユーザー理解でも有利に働く時代です。

発信の一貫性がブランドの信頼をつくる

ブランディングは、ただ企業理念を語ったり、見た目を整えるだけでは成り立ちません。日々の発信内容に一貫性があるかどうか。それが、ユーザーにもGoogleにも「信頼できるブランド」として認識される鍵です。

SEOとブランディングを切り離して考えるのではなく、むしろ相互に補完するものとして、明確なビジョンのもとに一貫した発信を積み重ねていきましょう。


本記事は、弊社代表の音声配信「stand.fm」を記事化しています。

音声は以下のURLから視聴できますので、ぜひそちらもお聞きください。

 https://stand.fm/episodes/6818f610d9a95b88a676cb71

名城 政也/Masaya Nashiro

琴線に触れる株式会社 代表取締役